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ホームヘルパーと介護福祉士の違いについて

ホームヘルパーは自治体(都道府県)が認定する資格です。厚生労働省の指導に沿って行われる講座を受講することによって取得出来る資格で、実際には日本全国で通用する資格です。

一方、介護福祉士は国家資格です。取得方法は、専門学校に通うか、介護の実務経験3年以上で国家試験を受験し合格するかのどちらかです。ただし平成23年には、厚生労働省の認定した専門学校に通えば取得出来る制度は廃止、実務経験3年以上で国家試験という条件も、600時間の講習を受講という条件に変更される予定です。
(人材不足である介護・福祉業界において、これは実態を無視した「制度の改悪」とも言えることです。)

以下、「ホームヘルパー」の中で最も一般的なホームヘルパー2級と介護福祉士の比較で話を進めます。

ホームヘルパー2級は、現場では「最低限の資格」として通用しますが、「受講すれば誰でも取得出来る資格」という見方をされるのもまた真実です。介護職の中でも主任級等、管理業務は、介護福祉士にゆだねられることがほとんどです。(ただし、専門学校出たてで経験の少ない介護福祉士は、いきなり管理的業務とはいきません。)

給与は、一般的に介護福祉士の方が給与待遇は良いです。また、事業所によっては、常勤職員でも、「介護福祉士以上:正職員」「ホームヘルパー:準職員」と、はっきりと肩書きで差をつけているところがあります。

介護の業界は、ある意味「資格商売」的な面が否めないのです。もっとも「資格=技術や知識に裏づけされたもの」ということで、資格だけでちやほやされることもあり得ない厳しい業界でもあります。この厳しさは、「人の命を預かる仕事である」からに他なりません。もし、ホームヘルパー2級を取得されたなら、それは到達点ではなく介護福祉士等の上級資格を目指すための出発点であることを忘れないでいただきたいです。