ホームヘルパーには1級・2級・3級があります。・・・いや、ありましたというべきでしょうか。
まず、ホームヘルパー3級のご説明からしたいと思います。
ホームヘルパー3級は、訪問介護に於いて家事援助が出来る、非常勤ヘルパー・登録ヘルパー等のための資格です。家事援助というのは、掃除・食事の支度等、利用者の身のまわりの世話の中でも、家事に相当する部分で、利用者の身体に手を触れることなく行うものです。
ですから、「訪問介護員」とは言いながら、利用者の「介助・・・身体介護」をすることは出来ません。良くホームヘルパーを「お手伝いさん」と混同している利用者がいますが、ホームヘルパー3級は、実際「お手伝いさん」に近いところの範疇の仕事内容であります。なお、ホームヘルパー3級については、平成22年3月31日をもって事実上廃止となりました。
ホームヘルパー2級は、家事援助・身体介護・移動介助等、介護全般のサービスを担うことのできる資格です。活躍の場所は、訪問介護だけでなく、あらゆる介護の現場にわたります。無資格・実務未経験で取得出来ます。介護業界での現場の第一線で活躍しているヘルパー資格者の殆どがこのホームヘルパー2級です。
ホームヘルパー1級は、ホームヘルパーの中でも管理的側面が強く、「サービス提供責任者」業務を行うことの出来る資格です。(ホームヘルパー2級も、実務3年で「サービス提供責任者」業務をおこなうことができます。)ホームヘルパー2級の職務経験者が実務経験を1年以上積むとホームヘルパー1級研修受講資格が得られます。無資格・実務未経験でいきなりホームヘルパー1級にはなれません。
なお、ホームヘルパー1級は平成24年3月に廃止される予定です。「介護福祉士」や、ホームヘルパーと介護福祉士の中間的な資格として創設される「介護職員基礎研修の修了者」と重複する点が多いからというのが、その理由です。
以上のことから、現在有効な資格は、ホームヘルパー1級・ホームヘルパー2級のみということになります。
