高齢化が進むわが国において、脚光を浴びている資格がホームヘルパー2級です。正式には、「訪問介護員(ホームヘルパー)2級」という資格名称です。「訪問」という言葉がついているとおり、本来は「在宅の老人や障害者を訪問するヘルパー」の資格なのですが、実際には介護や障害者支援全般の仕事の入り口とも言える資格です。
この資格をとるのに資格試験はありません。ホームヘルパー2級の講座(厚生省での呼称は「ホームヘルパー2級研修課程」)を受講し、修了すれば資格が取得出来ます。ホームヘルパー2級の講座は、厚生労働省の管理下、国に認可された施設(学校法人・福祉法人・教育関連業者等)で行われます。
厚生労働省の指導では、施設実習も含めて130時間の講義が定められています。内容は、基礎講座が58時間、実技演習が42時間、施設での実習が30時間です。通信教育・土曜日曜だけの通学・平日短期集中等、色々な形態の講座がありますが、どの講座も基本的には最低限この130時間を満たすような内容になっています。資格試験が無い代わりに定められた時間数の講義が必須だからです。
通信教育については、基礎講座84時間中72時間のみが通信教育での学習で、残りは通学により講義を受ける必要があります。100%通信教育というものはありません。
受講料は4万~8万円位です。通信教育か、通学によるものか、期間や受講日数(130時間以上の講座もある)の違いなど、色々な事情から、この受講料の差が出ていると思われます。また、講座を選ぶ時には、教育訓練給付制度(ハローワークから講座費用の何割かが戻ってくる)が使えるかどうかチェックしておきましょう。
もっと安く取得するなら、自治体が行っている、職業訓練のホームヘルパー2級養成講座がお勧めです。テキスト代以外の費用はかかりませんし、ハローワークから「受講指示」扱いで受講すれば、交通費・食事代が支給されます。ただし、受講するには「試験」があり、それに合格しなければ受講出来ません。大阪府を例にとれば、競争率10倍という人気です。詳しくはハローワークに問い合わせて下さい。
以上、ホームヘルパー2級の資格取得方法について簡単に紹介しました。御自分の生活時間やペースに合わせて講座を選んでいただけたらいいかと思います。
