ホームヘルパーの資格を取得後、就職に必ず有利になるかどうかわかりませんが、以下のような資格を持っていれば、就業の場も広がり、就業先でも頼りにされることでしょう。場合によっては、給与がプラスされる可能性もあります。
■福祉住環境コーディネーター(民間資格)
高齢者や障がい者に対して、住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
福祉住環境コーディーネーターには、以下のように1級、2級、3級の試験が実施されています。
・3級
福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識レベル
受験料 4,200円
マークシート方式(2時間)
100点満点で70点以上が合格
合格率 65.5%(2009年度)
・2級
3級レベルの知識に加え、福祉と住環境の知識を実務に活かせるための知識レベル
受験料 6,300円
マークシート方式(2時間)
100点満点で70点以上が合格
合格率 47.8%(2009年度)
・1級
3級、2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランができるレベル
受験料 10,500円
マークシート方式(2時間)、記述式(2時間)
それぞれ100点満点で70点以上が合格
合格率 4.4%(2009年度)
・受験資格
学歴、性別、年齢、国籍に関係なく受験できます。ただし、1級に関しては、2級に合格していなければ受験できません。
※東京商工会議所 検定試験情報
http://www.kentei.org/fukushi/index.html
■介護予防運動指導員(民間資格)
高齢者が、介護を必要とせず、自立した生活をおくれるように、運動をとおして、健康面のアドバイスやサポートをする仕事です。
資格受験の要件として、認定機構指定のスクールで所定の講座を終了することとなっています。ただし、ホームヘルパー1、2級で2年以上の実務経験が必要です。受講期間は1ヶ月程度で、費用は、スクールによって異なりますが6万~10万円ほどになりま。(受講料、テキスト代、修了試験受験料含む)。
※NPO介護予防研究会
http://www.kaigoyobou.or.jp/undou_sidouin.htm
■介護事務(民間資格)
介護事務は、介護報酬請求などの専門的な事務を行うほか、介護サービスの売上の集計、介護報酬の請求書作成などを行います。
スクール主催の介護事務の講習会に参加し、所定の課程を修了したうえで受験します。また、介護事務事務職として6ヶ月以上の実務経験を有していれば受験することもできます。介護事務の資格を取得するには、ケアクラーク財団法人日本医療教育財団が認定する「ケアクラーク技能認定試験」、もしくは、技能認定振興協会が認定する「介護事務管理士技能認定試験」に合格する必要があります。「ケアクラーク技能認定試験」の合格率が63.5%(2007年度)、「介護事務管理士技能認定試験」の合格率が48.0%(2007年度)になっています。「ケアクラーク技能認定試験」の場合、年に6回、試験が実施されており、学科試験(択一式25問、50分)、実技試験、レセブト作成(2問、60分)で、各々の得点率が70%以上の場合、合格となります。受験料は6,000円となっています。
※ケアクラーク財団法人日本医療教育財団
http://www.jme.or.jp/a_e/c_c/index.html
技能認定振興協会
http://www.ginou.co.jp/default.asp
■ガイドヘルパー(公的資格)
外出介護員ともよばれているガイドヘルパーは、視覚障がい者や全身性障がい者、知的障がい者らが外出する際に、安全面に留意しながら移動介護サービスを提供する仕事です。
ガイドヘルパーは、都道府県や政令指定都市が指定する養成研修を修了すれば資格が取得できます。受講資格は、ホームヘルパー2級、1級の資格取得者になります。(地域により受講資格が異なることもあるので、各スクールに問い合わせて確認する必要があります)某スクールで行われている養成講座には、「視覚障がい者移動介護従事者養成講座」と「全身性障がい者移動介護従事者養成講座」があり、それぞれ、日程は2日間、受講料は、18,000円となっています。
■福祉用具専門相談員(公的資格)
介護が必要な高齢者や障がい者が使用するための福祉用具を選ぶ際、アドバイスや指導などを行う専門職です。構成労働大臣が指定した「福祉用具専門相談員講習会」で40時間の講習と実技を修了すれば認定されます。ホームヘルパー2級以上の資格取得者は、講習を受けなくても福祉用具専門相談員の要件を満たしたものとして認められています。東京都知事の指定講習会は、期間が6日間(計40時間)、受講料は25,000円となっています。
■認知症ケア専門士(民間資格)
認知症ケアに対する優れた学識と高度の技能、倫理観を備えた専門技術士。
認知症ケア専門士の受験資格は、認知症ケアに関連する団体、施設、機関などにおいて、試験実施年の3月31日より過去10年間において3年以上の認知症ケアの実務経験を有することとされています。試験は、一次試験が筆記(各分野50問、4分野合計200問、マークシート方式、五者択一式)、試験問題の70%以上の正答率者は合格、受験料は4分野全部で12,000円になります。二次試験が面接と論述で、一次試験全文野合格者が対象となります。面接は、6人を1組とした集団面接で、1分間スピーチとディスカッションを行います。(約20分)、受験料は8,000円となります。論述は、第一次試験の合格証に論述問題等が同封されます。合格率は、44.0%(2,007年度)となっています。
※認知症ケア専門士公式サイト
http://www.yume-net.ne.jp/dome/chihocare/senmonsi/Asenmonsi.htm
